安芸高田市,吉田町,内科,呼吸器内科,耳鼻咽喉科,いびき,健康診断,予防接種

患者様へのお願い

新型コロナウイルス感染防止のために、
患者さまにもご協力はいただきたい6つのこと

1.診察やケアを担当する医療従事者に対し、手をきれいにしたか遠慮なく尋ねてください。医療従事者が手を清潔にすることで新型コロナウイルス感染症を含む、多くの院内感染を防ぐことができます。

2.トイレを利用した後やお金など不特定多数の人が触ったものに触れたあとは、石鹸と流水による20秒以上の手洗いまたは15秒以上の手指消毒を行ってください。ご自身の身を守ることになります。

3.病院を訪ねるときは、布製でもよいので必ずマスクなど口元を覆うものをつけてきてください。飛沫が口元から飛び出すのを防いでくれます。

4.新型コロナウイルス感染症が否定できない症状があるとき(発熱や咳、倦怠感、味覚や嗅覚の低下、人混みや感染が拡大している地域に行った、など)は、かかりつけ医を受診する前に事前に電話でご一報ください。

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5.スーパーや銀行など人がたくさん集まる場所へ訪れる機会をなるべく減らしてください。病院への受診はかかりつけ医と相談して問題のない範囲で定期通院の間隔を伸ばしたり、お薬・処方箋の郵送などを活用してください。

6.連休中に旅行に行かないでください。地方は都市部に比べ医療機関が少なく、すでに感染者が多いなか必死に持ちこたえている地方もあります。ケガや病気で現地の病院を訪問することで院内感染してしまう場合や、自身が感染者なら院内感染の原因となることがあります。

利用できる防護具が限られる中で、今はどの医療施設も新型コロナウイルス感染症の院内感染を防ぐために最大限の努力を行っています。院内感染が発生すると機能の縮小によって、地域住民が必要とする医療を提供することが難しくなります。患者さんの協力もいただきながら、何とかこの難しい状況をともに乗り越えたいと思います。

(聖路加国際病院QIセンター感染管理室マネジャー坂本史衣 氏 2020.4/27記事 参考)